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『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』

2014(アメリカ)120分 

監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ

(あらすじ)かつて『バードマン』という映画で主役のスーパーヒーローを演じた俳優・リーガンは、今ではすっかり落ち目。再起をかけてブロードウェイ進出を決意、思い入れのある作家・レイモンド・カーヴァーの『愛について語るときに我々の語ること』を舞台向けに脚色し、自ら演出と主演を務めることにしたのだが・・・。

リーガンの舞台が本公演に至るまでの数日間、その舞台裏を描いた物語。

全編1カットの撮影スタイルは言わずもがな、音楽、奇想天外な演出とストーリー展開、「センスが良い!」「かっこいい!」とは思ったものの、正直、消化はできていない。

なんか、新しい表現を見たなぁという感じ。

以前、「現実と語り手の心象風景をシームレスに描く」には映画よりも小説の方が向いているなと思ったことがあるけれど、この映画はその表現に成功しているような気がする。

とりあえず『レヴェナント: 蘇えりし者』を観なくちゃいけないな。

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