『イリュージョニスト』
2010(イギリス/フランス)80分 アニメーション
監督:シルヴァン・ショメ
(あらすじ)1950年代のパリ、初老の手品師タチシェフは、寂れた劇場や場末のバーを巡るドサ回りの日々を送っている。ある日、仕事でスコットランドの離島を訪れ、ひとりの貧しい少女アリスと出会う。アリスは、初めて見た手品師を“魔法使い”と信じ、島を離れるタチシェフに付いてきてしまう。落ちぶれた自分を尊敬の眼差しで慕うアリスを喜ばせようと、タチシェフはプレゼントを贈り続けるのだが……。
フランス映画の喜劇の名匠、ジャック・タチが娘に遺した脚本をアニメ化した作品。
主人公のタチシェフはジャック・タチ本人をキャラクター化した人物なので、タチ作品が現代に蘇った感じとしても観れるかも?と思って鑑賞したけれど、やっぱりこれは、タチ脚本のショメ監督作品でした(当たり前なんだけど)。
まだタチ作品は2作しか観てないけど、それらよりもストーリーはわかりやすく、コミカル風味よりも哀愁の方が強かった。
タチ作品が観たくなったなぁ。