『オープン・ユア・アイズ』
1997(スペイン)117分
監督:アレハンドロ・アメナーバル
(あらすじ)企業経営者でハンサムな男セサルは、一度会った女とは二度と会わないというポリシーを持っているが、誕生パーティーに招待していない女ヌリアが現れ、戸惑う。ヌリアから逃れるため、親友のペラーヨが連れてきたソフィアを家に送ったセサルは、彼女の部屋でソフィアに恋をする。翌朝、ソフィアの部屋を出ると、ヌリアがやってきて自分の車に乗れと言う。断りきれずセサルが車に乗ると、ヌリアは車ごと崖から飛び降り心中を図る。
ヌリアは即死するが、セサルは何とか助かる。だが、顔にひどい傷を負ってしまう。
本作のハリウッドリメイク版『バニラ・スカイ』を先に観て、あまりにつまらなかったので、こちらを鑑賞。サスペンスなので、謎解きの部分を先に知ってしまっているというのは残念だったが、やっぱり、大体において本オリジナル版の方が面白かった。
ただ、ペネロペ・クルス演じるソフィアのキャラクターはリメイク版の方が良くて、特に、誕生パーティーの晩に主人公とソフィアが部屋で過ごすシーンが素晴らしいと思う。