『光りの墓』
2015(タイ/イギリス/フランス/ドイツ/マレーシア)122分
監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン
(あらすじ)タイ東北部。原因不明の“眠り病”の兵士たちが収容された病院。そこを訪れた女性ジェンは、面会者のいない“眠り病”の青年イットの世話をはじめ、眠る男たちの魂と交信する特殊な力を持つ若い女性ケンと知り合う。そして、病院のある場所が、はるか昔に王様の墓だったと知り、原因不明だった“眠り病”と因果関係があることに気付くのだった。やがて、青年イットが目を覚まし……
不思議な映画だった。リアルなのかファンタジーなのか。内容もわかるような、わからないような。治療のために導入される光りの機械とか見てるとSFっぽくも感じたし、人間じゃない物が突然現れたり。
ほとんど予備知識を入れずに観に行ったので、最初は神妙な面持ちで鑑賞、少し経って、ああこれは笑っていいんだなと気付く。コメディーでもある。大人より子どもの方が素直に大笑いしたりするのかもなぁと思った。だって、排便のカットとかけっこう長かったから。