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『ウエスト・サイド物語』

1961(アメリカ)152分 

監督:ロバート・ワイズ/ジェローム・ロビンス

(あらすじ)ニューヨーク。ポーランド系アメリカ人の非行少年グループ・ジェット団と、プエルトリコ系アメリカ人の非行少年グループ・シャーク団は、なわばりを巡って対立している。ジェット団の面々はシャーク団に決闘を申し込もうと決め、中立地帯であるダンスホールに集まる。そこで、シャーク団のリーダーの妹・マリアと以前ジェット団にいたトニーとが、恋に落ちてしまう。

シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を元にしたブロードウェイミュージカルの映画化。ブロードウェイでの初演は1957年。

まず、オープニングの長さというか静止画のまま5分くらい曲だけがかかる状態に驚いた。

後から調べたところ、オーバチュアと言ってミュージカルが始まる前の序曲をそのまま持ってきたもので、昔のミュージカル映画ではよく見られたらしい。私は初めて観たので、まだまだ観てないミュージカルがいっぱいあるってことだなぁ。

喧嘩がダンスで見事に表現される様子や、決闘に向かうシーンでジェット団とシャーク団、アニタとトニーとマリアがそれぞれに歌う曲が重唱になる所、マリアとトニーが恋に落ちる瞬間の演出などなど、ミュージカル映画ならではの表現が満載で、2時間半飽きることなく観れた。お話の展開は先が見えているので、ちょっとまだるっこしい感じもしたが、結末にはなるほどなぁと納得。

他のミュージカル大作も観てみたくなった。

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