top of page

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語』

2013(日本)116分 アニメ 

監督:宮本幸裕

(あらすじ)見滝原中学に通う、鹿目まどか、美樹さやか、巴マミ、佐倉杏子は、人の悪夢が具現化した怪物・ナイトメアと戦う魔法少女である。そこへ、同じく魔法少女の暁美ほむらが転校してくる。5人の魔法少女は力を合わせてナイトメア退治を行っていたが、転校からひと月ほど経ち、違和感を覚え始めたほむらは、それを杏子に打ち明け、2人は杏子が以前住んでいた街へ行ってみようとバスに乗る。ところが、バスは循環を繰り返し、決して見滝原の街から出られない。そのうえ、2人は自分たちの記憶が巧妙に改竄されていることにも気付く。

劇場公開時にも観ているのだけど、衝撃だけが残って、内容はほとんど覚えていなかった。

ちょっと前に『成熟という檻』というアニメ版まどマギの解説本を読んで、その中の「ほむらの(まどかに対する)壮絶な片想いの物語」という言葉が頭にあったので、わかりやすかったというか、劇場で観た時よりは内容が理解できたような気がする。

アニメのストーリーが「まどかが人間から神になる物語」だとすれば、新編は「まどかを神から人間へ戻す物語」で、「全体の秩序」よりも「個人的な愛」を選んで「まどかを人間に戻した」ほむらは「悪魔」になったということかな。世界は神と悪魔で一対なんだな。

あと、今回改めて気付いたことは、私はこの作品が、内容以上にアニメーション表現として好きなのだということ。禍々しいというか毒々しい背景と思いっきり可愛いアニメキャラの共演がたまらない。

Recent Posts
Archive
Search By Tags
まだタグはありません。
bottom of page