『ラ・ラ・ランド』
2016(アメリカ)128分
監督:デイミアン・チャゼル
(あらすじ)夢を叶えたい人々が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミアは女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末の店で、あるピアニストの演奏に魅せられる。彼の名はセブ(セバスチャン)、いつか自分の店を持ち、大好きなジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合う。しかし、セブが店の資金作りのために入ったバンドが成功したことから、二人の心はすれ違いはじめる……。
つまらなかった。ドキドキワクワクとか胸にグサッときたりとかが、全然なかった。なんか乗れないまま、いたずらに時間が過ぎていく感じだった。やりたい演出とか撮りたい画とかだけがあって、ストーリーも人物も感情もない気がする。芯がないというか。翻って、自分がどういう映画が好きなのかわかって、その点は良かった。