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『ミニオンズ』

2015(アメリカ)91分 アニメーション

監督:ピエール・コフィン/カイル・バルダ

(あらすじ)人類が誕生する遥か以前から存在していたミニオンたち。彼らの生きがいは、最強最悪のボスに仕えること。これまでにも、様々な時代で様々な歴史的悪党たちに仕えてきた。しかしある時、ついに仕えるボスがいなくなり、すっかりやる気をなくしたミニオンたち。そこでリーダーのケビンは、新たなボスを探して旅に出ることに。こうしてケビン、スチュアート、ボブの3人は初めてのニューヨークへとやって来る。折しも、オーランドでは“大悪党大会”が開かれようとしていた。彼らはそこで理想的なボス候補、世界にその名を轟かす偉大な女悪党スカーレット・オーバーキルと出会うのだったが…。

前2作を観ずにいきなり鑑賞、ミニオンズが可愛い!前2作も観たくなった。ブラックユーモアが痛快で、観ていて気分が良かった。アニメーションなら何をやっても許されると思っているんじゃないかというくらいの思い切りの良さ。英国の女王までパロディにするのは日本に置き換えて考えると、本当にすごいなと思う。「ミニオンズの正体が明らかになる」と謳われているわりに、どういうメカニズムで生きているのか(どうやって生まれるのか、寿命、何をしたら死ぬのか、などなど)はさっぱりわからないが、そこがまた良かった。言葉もわからないし、人間にとって全く異物である生き物を、さほど疑問に思わず人々が受け入れている感じ(というか一国の王様にまでなってしまう)が面白いなあと思う。

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