『サウスパーク/無修正映画版』
1999(アメリカ)81分 原題:South Park: Bigger, Longer & Uncut アニメーション
監督:トレイ・パーカー/マット・ストーン
(あらすじ)アメリカの田舎町「サウスパーク」に住む小学生のスタンは、友人のカイル、ケニー、カートマンを誘って、カナダの下ネタ漫才コンビ、T&P(テレンス&フィリップ)の映画を観に行く。映画はR指定されており、カウンターで保護者同伴を指示されるが、チケット係をだまして中に入り観劇する。その結果、汚い言葉に染まってしまった彼らを見て、親たちが激怒、T&Pを禁止し、子どもたちを矯正しようとする。
4人が映画を観る辺りまでは、まだ普通に仲良し小学生の話として観れるのだけど、その後は、論理がどんどん飛躍していって、最終的にカナダとの全面戦争になるので、(途中、サタンとフセインの恋愛まで描かれるし)もう中盤以降はどんな順番で何が起こったか、よく覚えていない。でも、爆笑の連続だったのは間違いない。全編とおして過激な下ネタだが、ミュージカルになっていて、歌は聴き心地が良いので、けっこう良い気分で観れてしまう。最後など、あやうく感動しそうになってしまった。先日観た『チーム・アメリカ』でも音楽がすごく良くて、それで長編としてのまとまりが出来ていたように思うので、改めてTVで放送されている『サウスパーク』がどんな感じなのか、気になってきた。